ノルエイジャンクルーズ=ハワイ
9.11テロ後倒産したアメリカンクラシックボイジャー社の子会社ユナイテッドステーツラインが建造しかかっていた船2隻をNCLが買収しドイツのロイドベルフト造船所に回航して建造継続していたのですが嵐のために半沈没そして造船所がこの余波で倒産し一旦は全てが白紙状態となったのな有名な話。
(裏話)米国の旅客船サービス法では海外で建造された船には適用されないはずがなぜかNCLスカイ号の米国籍への変更には特例として承認されるのです。(ただし乗組員はすべて米国人を条件)これで今までの船がキリバスまでわざわざ足を伸ばしていたのが不要になりハワイ州内クルーズがOKとなったのです。
又2005年4月バハマからニューヨークへ戻る途中で200名の船客が乗船しているNCLドーン号を大波が襲い、前部の窓を打破り62室も水浸しにしたトラブルも起こっています。
現在、ホノルル発のハワイ諸島めぐりはNCLの”Pride of America"号が毎土曜日、”Pride of Aloha"号が毎日曜日発そして2006年6月からは3隻目の”Pride
of Hawaii"号が毎月曜日発7泊のクルーズを開始しました。
さらに、これに加えて”Norweigian Wind”号が10泊/11泊クルーズを行っていてNLCはハワイクルーズを代表する企業といえます。
最近話題となった船
”ノルエイジアンスター”号はマイアミからロスへ向かう途中パナマ運河を通過しましたが この時に支払った通行料がなんと 208,000米ドルでこれまでの”ラディアンスオブザシー”号が持っていた記録をあっさりと更新したのです。勿論船の大きさも桁違いですが記録更新したのは旅客が2,226名も乗っていたことと荷物が多かったことも貢献していますが。
マイアミに基地をおく船社で2006年4月現在で13隻を運航中。現在、2000年にスタークルーズに買収されてからはスタークルーズグループとしての米国市場を担当しています。
ところで”ノルエイジャンスカイ”号は 1999年に就航ですがインターネットカフェを初めて設置した船です。今では全ての部屋でインターネット接続が可能になっています。 カジュアルで一歩先を行くクルーズ会社といえます。
<ノルエイジャンスター誕生までの秘話>
本船はスタークルーズの新リブラ級の2隻の内の1隻”スーパースターリブラ”号として1隻あたり約500億円をかけてドイツのメイヤーベルフト造船所に発注されましたがスタークルーズ社がノルエイジャンクルーズ社を買収するとノルエイジャンクルーズの米国市場向け旗艦として船名も”ノルエイジアンスター”号に変更されたのです。
<世界最大のパナマ運河通過可能船>
パナマ運河を通行出来るこれまでの最大のクルーズ船は85,000総トンでしたが本船はこれを大きく上回る91,000総トンで世界最大の船になりました。でも、これを可能とするために船の重量軽減と安定性に工夫がなされています。ところでパナマ運河通行料っていくらかご存知ですか?
ノルウェイジャンクルーズライン
(スタークルーズグループ)
| 総トン数 |
9万2千トン |
| 全長 |
294.13m |
| 幅 |
32.2m |
| 喫水 |
8.2m |
| 推進装置 |
ポッドシステム |
| 出力(KW) |
3万9千KW |
| 最大速力 |
24.6ノット |
| 旅客数 |
2,224名 |
| クルー数 |
1,000名 |
| キャビン数 |
1120 |
| バルコニー付 |
533 |
| 海側キャビン |
761 |
| 船名 |
船客数 |
建造年度 |
総トン数 |
| Pride of Hawaii |
2,400 |
2006年 |
93,000 |
| Norwegian Jewel |
2,376 |
2005年 |
91,740 |
| Pride of Aloha |
2,002 |
2004年 |
77,104 |
| Pride of America |
2,144 |
2004年 |
81,000 |
| Norweigian Dawn |
2,224 |
2002年 |
92,250 |
| Norwegian Star |
2,240 |
2001年 |
91,000 |
| Norwegian Sun |
2,000 |
2001年 |
78,309 |
”ノルエイジャンドーン”号
2002年12月14日に完成した本船はニューヨークを母港にした通年カリブ海クルーズに就航してクルーズ業界を驚かせました。
と言うのも、カリブから遠く冬にはマイナス15度にもなり港さえ凍るニューヨークからでは乗船客もそんなにいないから失敗すると巷では考えられていたのです。
しかし、今では各社も同様のニューヨーク発クルーズを開始させるほど人気が出たのです。ところで、なぜ成功したのか、その理由には本船の持つ高速性があります。なんと最大24ノットも出せたのでニューヨークから離れたカリブ海へも限られた日数の間に往復が可能だったのです。