プリンセスクルーズ

1844年創業、クルーズ船運航の歴史100年以上と英国を代表する企業です。1974年にはプリンセスクルーズ、1983年には Swan Hellenicを買収しそして1988年には Sitmarを設立し世界有数のグループを形成していましたが現在はカーニバルグループの一員です。  Princess Cruises Incは本社を米国のロスアンジェルス、P&O Cruises (UK)社はロンドンとサザンプトンに本社を置きこの船主を代表するオリアナ号 とオーロラ号の2隻を中心にして英国市場で活躍中です。. 特にオリアナ号は英国クルーズ市場向けに建造した最初の1隻でマーケッテイングには定評があります。ここではプリンセスクルーズについて記載します。

プリンセスの10万トン型のシリーズ船

その原型は1998年に建造されたグランドプリンセス号109,000総トンで、このシリーズ3隻の最後が2001年1月イタリアで完成したスタープリンセス号です。
その後2004年には113,000総トンのサファイヤプリンセス及びダイヤモンドプリンセス号が、そして一回り収容人数の多いカリビアンプリンセスが就航しました。
ところで、今年6月にカリビアンプリンセスの姉妹船クラウンプリンセスが完成しますが、従来のシリーズ船についていたあの興味深いスカイウォーカーが2006年に入って無くなっている事が分かったのです。  
右上の2つのスカイデッキ配置図を見比べれば一目両全です。


カリビアンプリンセス


クラウンプリンセス

  
  カリビアンプリンセス     クラウンプリンセス

アラスカクルーズと言えばプリンセスクルーズとオランダアメリカライン


上の写真はアンカレッジ発の5両編成列車ですが展望車やレストランカーも接続されていてクルーズ前後に米国1高い山マッキンリー山の観光や自然が手付かずに保存されているデナリ公園に向かいます。
又、専属のツアーバスが各寄港地に配置されていてイクスカーションでも利用されていて非常に濃い内容のツアーがクルーズともども経験できるようになっています。
また、一方のアラスカクルーズの勇といえばホーランドアメリカライン(HAL)です。同様の列車やバスのサービスを行なっています。プリンセスは南北行きコース、つまりは片道の氷河クルーズを得意としている一方でHALは7泊の往復クルーズをどこよりも多くサービスしていることなど、2社を比較すると大きな違いも発見できます。 

14万トン型の新造船

2013年6月に就航のロイヤルプリンセスと2014年に就航予定のリーガルプリンセスは
140,000トンの大型客船で、プリンセスクルーズの客船の中では最も大型の客船になります。

プリンセスクルーズ客船一覧
船名 総トン数 乗客数 乗組員数
建造年度 改装年
新造船(クラス名不明)          
ロイヤルプリンセス
 Royal Princess
141,000 3,600 1,400 2013  
リーガルプリンセス
Regal Princess 
141,000 3,600 1,400 2014  
グランドクラス          
ルビープリンセス 113,000 3,080 1,200 2008
エメラルドプリンセス 113,000
3,080
1,200
2007
クラウンプリンセス 113,000
3,080
1,200
2006
カリビアンプリンセス 113,000
3,080
1,200
2004 2011
サファイヤプリンセス 116,000
2,670
1,100
2004
ダイヤモンドプリンセス 116,000
2,670
1,100
2004
スタープリンセス 109,000 2,590 1,150 2002 2008
ゴールデンプリンセス 109,000 2,590
1,100 2001 2009
グランドプリンセス 109,000 2,592 1,100 1998 2011
コーラルクラス




アイランドプリンセス 91,000 1,970 900 2003 2010
コーラルプリンセス 91,000 1,970 900 2002  
サンクラス          
シープリンセス 77,000 1,950 900 1998  
ドーンプリンセス 77,000 1,990 900 1997 2009
サンプリンセス 77,000 1,990 900 1995 2010
Rクラス          
パシフィックプリンセス 30,000 826 373 1999  
オーシャンプリンセス 30,000 826 373 1999