地中海・スエズ運河・紅海クルーズ
RCL Quantum of the seas 編
バルセロナ、ローマ、ナポリ、アテネ、スエズ運河、アカバ&ドバイ

スエズ運河まで終日航海の船旅を楽しみます。
クアンタムは168,000トンの大型客船なので、丸1日ホテルの中で過ごしているような感覚に陥ります。

天気もよくてプールサイドには多くの人がいます。
プールサイドの大型モニターは屋外で映画を上映したりもしています。
アナと雪の女王やモンスターズインク等のアニメーションだけでなく、普通の映画も上映されていました。
劇場ではXmen3Dのように3Dムービーも上映されています。屋内も屋外も全て無料で楽しめます。

今回のロイヤルカリビアンの船内イベントで多かったのは、セミナーです。
アメリカで有名になった事件の法医学の観点からのセミナーや
絵画の歴史や映画の作成についてのセミナーなど色々ありました。
もちろん説明は全て英語なので法医学のセミナーは難しすぎました。
私のお気に入りのセミナーは映画のセミナーでタイトルは「MOVIE MAGIC」です。

セミナーの講師はパラマウントピクチャー元社長のDavid Kirkpatrick氏でした。
なかなか興味深い内容で、朝9時からのレクチャーでしたが、ほとんどのセミナーに参加しました。


朝方、ポートサイドにさしかかりました。
ここからいよいよスエズ運河を通ります。

スエズ運河の通行は半日ぐらいかかる長い航路です。
前にも船が航行していますが、距離は結構離れています。

目の前には日本とエジプトの友好橋が見えてきました。

見えてから橋に到達するまでも結構時間がかかります。

橋の中心部に日本とエジプトの国旗があって
その真ん中には橋の名前が書かれています。

この橋を横に見ていくとすごく長いことが分かります。
歩いて渡るとしたら、大変でしょうね。

スエズは今も拡張工事が行われていて、前方が二手に分かれているように見えていますが
半分は工事中です。

運河の両端は砂漠で、時折工事関係者の建物なのか分かりませんが、
こんな感じの集落が見えます。

しばらくすると旋回橋が見えてきました。これはエル・フェルダン鉄道橋で2001年に再建されました。
世界最長の旋回橋だそうです。

スエズ通行中に、クアンタムの周りを軍用ヘリが何回か旋回しながら飛び去っていきました。
ヘリコプターのサイドを見ると武器を搭載していることが分かります。

お天気が良い時のスエズ運河は想像してたよりも綺麗でした。

夕方になってスエズ運河の通行は終わりを迎えました。
普段、あまり経験できない貴重な体験でした。


アカバへの航海へ続く