アイスクラス(耐氷能力)について

近年、南極や北極等、氷がある海へのクルーズが増えてきています。

少し前までは砕氷船を客船として改装した船が殆どでしたが

極地クルーズが人気となりつつあるので、専用の客船が建造されるように

なってきました。

各船社の動向は横において、今回は耐氷性能を示すアイスクラスについて

説明しようと思います。

これには色んな国や機関によってクラス分けがあるのですが、最もよく使われるものとして

国際船級協会連合(IACS)の極地氷海船階級(Polar Class)があります。

PC1を筆頭にPC7まで7段階に分かれていて、

PC1・・・時期は通年で全ての極海域に対応。
PC2・・・時期は通年で中程度の厳しさの多年氷がある海域に対応。
PC3・・・時期は通年で多年氷が一部混在した二年氷がある海域に対応。
PC4・・・時期は通年で多年氷が一部混在した厚い一年氷がある海域に対応。
PC5・・・時期は通年で多年氷が一部混在する中程度の厚さの一年氷がある海域に対応。
PC6・・・時期は夏秋で多年氷が一部混在する中程度の厚さの一年氷がある海域に対応。
これがFSICR(Finnish Swedish Ice Class Rules)のClass 1A SUPERに相当します。
PC7・・・時期は夏秋で多年氷が一部混在する薄い一年氷がある海域に対応。
これがFSICR(Finnish Swedish Ice Class Rules)のClass 1Aに相当します。

略語ばかりでよく分からないかもしれませんが、クルーズ船も
上記のPC*という表記が追加されるタイプの船を紹介する際に参考にしてください。

ちなみに砕氷船しらせは上記の段階でいうと、PC2に分類されています。
ご存じでしたか?